日本で製造、販売されている車は、世界的にも人気が高いのはよく知られています。海外には、新車だけでなく中古車も輸出されており、中古車貿易を専門に行なっている業者も多数存在します。さて、世界の様々な国々に中古車を輸出する際、車の代金はどのように支払われるのでしょうか。ここでは、中古車を輸出する際によく用いられる代金決済手段についてご説明します。中古車輸出でよく用いられる決済手段は、国際銀行を経由して電子送金によって代金を受け取る、「テレグラフィックバンクトランスファー」が最も一般的です。日本国内の各銀行間で行われている「振込」と同じような手段で、代金を支払う方も受け取る方も手数料がかかります。銀行によっては、手数料が安くなるキャンペーンを実施しているところもあるため、決済の際に使う銀行を選ぶ時はこの点を留意するとよいでしょう。また、「レターオブクレジット」と呼ばれる決済方法もあります。これは、代金を支払う側の国にある銀行で「荷為替信用状(レターオブクレジット)」を発行してもらうことで、代金を受け取る側が確実に代金を受け取れることを約束するものです。代金を受け取る側が事前に必要書類を銀行に提出し、不備がなければ代金が支払われる仕組みです。